DELiGHTWORKS

DELiGHTWORKS株式会社の開発に関する情報を発信していきます。

どうしたらゲームプログラマーになれますか?

ディライトワークスの田村です。
ゲーム開発の仕事をしていると、ゲームの仕事に就きたい人から、
「ゲームが作りたいです」
「ゲームを作ることが夢でした」
「私でもゲームを作れますか?」
「どうしたらゲームを作れるようになるでしょうか、未経験でもゲーム開発の仕事に就けるでしょうか?」
「最初はCをやればいいでしょうか、それともUnityでしょうか、Unreal Engine4でしょうか?」
そんな話を聞くことがあります。
では、その答えはなんでしょうか?

 答えを教える前に一つお話を。
私が尊敬するプログラマーに、Jesse Schell氏がいます。
彼は「The Art of Game Design: A book of lenses」の著者であり、VRやARなどの開発で有名な「Schell Games」の経営者です。
彼はもともとはサーカスのジャグラーであり、IBMや電話会社、ディズニーで働いたことがあるプログラマーでもあります。
残念ながら彼がプログラマとして素晴らしいソースを書くかどうかは私は知りません。しかしながら、彼のゲーム開発に関する考え方に強く共感しています。
彼は非常に多くの素晴らしい話をしているのですが、ここで一つ紹介します。

彼の著書である「The Art of Game Design: A book of lenses」の冒頭には、こんな記載があります。

ゲームデザイナーになりたい人にしばしば訊かれます。

「どうやったらゲームデザイナーになれますか?」

答えは簡単です。

ゲームをデザインしましょう!いますぐ!待ってはだめ!この会話を終わらせてもだめ!いますぐデザインしよう!さあ、いま!

彼は多くの人が「ゲームデザイナーでなければゲームをデザインできず、ゲームをデザインすることでゲームデザイナーになれる」と考えているようだ、と言います。
でも、彼は教えてくれます。
もし、あなたがゲームデザイナーになりたいのであれば、今すぐこの魔法の言葉を言えば良いんだよと。
その魔法の言葉とは、

「私はゲームデザイナーです(I am a game designer.)」

です。
彼は真剣にゲームデザイナーになりたい人のために、それを言っています。今すぐ大声でそれを言うべきだと。恥ずかしがらずに、さあ!と。

 私はゲームプログラマーになるのも同じだと考えています。
そうです、まずゲームを作れば良いんです。
仕事じゃなければゲームを作れない、なんてことはありません。
作りたいのであればいつだって作り始められるんです。
汚いソースコードだって良いんです。まずは動くものを作りましょう。
最初から完璧にできる人なんていないんですから。
(私が最初に真面目にゲームを作った環境はVB5でした)

もちろん、最初から世の中にリリースされているAAAタイトルを作ることはできません。
でも、「ゲーム」と呼ばれるものはいつだって誰だって作れるんです。
たとえ最初は掌に収まるような小さなゲームであっても、小さなゲームさえ作れない人がAAAタイトルを作ることはできません。
基礎を勉強してからじゃないと作れない、なんてことを言っていたらいつまで経ってもゲームは作れないんです。
最初の一歩は小さくても良いのです。
だから、ゲームプログラマーを目指す方にも私は自信を持って「魔法の言葉」を言ってほしいです。

「私はゲームプログラマーです」と。

最初から一流の開発ができる人はいません。誰だって最初は小さく始めるんです。
そして、もっともっと面白いゲームを作りたいと思ったら、ゲーム会社の門戸を叩けば良いんです。